何事も早期の発見と適切な治療が大切です。
健康診断での指摘を受け止め、脳や心臓疾患の予防につなげましょう。
専門医による生活習慣病の治療
将来のために早めに対策を講じておきたい方も、一度当院へご相談ください。
生活習慣病には、糖尿病の他、脂質異常症や高血圧、動脈硬化、高尿酸血症などがあり、これらはお互いに併発し合うという特徴があります。
できるだけ早く治療を開始しないと、複数の治療を同時に行わなければならず、食事も大きく制限されてしまうことになります。
生活習慣病を発病する前にきちんと予防しておくのが理想的ですが、もし発症してしまった場合でも、できるだけ早期に治療を開始することが重要です。
当院では、日本内分泌学会専門医や日本内科学会総合内科専門医といった専門医の資格を持つ医師が、迅速で的確な診断のもと、あなたに最適な治療方針をご提案いたします。
健康診断で気になる結果が出た方や、将来のために早めに対策を講じておきたい方は、きくち内科へご相談ください。
脂質異常症(高脂血症)
脂質異常症とは、簡単に言うと血液がドロドロになっている状態のことで、「悪玉コレステロールが多い」「中性脂肪が多い」「善玉コレステロールが少ない」場合に、脂質異常症であると診断されます。
これらの数値の他、年齢、喫煙歴、ご家族に脂質異常症になった方がいるか…といったことを総合的に判断し、治療方針を決定していきます。脂質異常症はほとんど自覚症状がありませんが、そのまま放置しておくと動脈硬化を招き、脳梗塞や心筋梗塞へと繋がっていきます。
健康診断などで検査を受けた時は、コレステロールと中性脂肪(トリグリセリド)の数値をよく確認してみましょう。
高血圧
慢性的に血圧が高い状態のまま放っておくと、動脈硬化や腎臓病を引き起こす原因となります。また、特に脳卒中は高血圧と高い関連性があることがわかっているため、適切な範囲にコントロールしておかなければなりません。
医療施設などに血圧測定器が置いてあることは珍しくないため、高血圧は生活習慣病の中では比較的見つかりやすいのが特徴です。血圧が高いことがわかりましたら、早めに受診して軽度なうちに治療を始めるようにしましょう。
高尿酸血症(痛風)
血中の尿酸値が高くなる病気が高尿酸血症で、その結果、尿酸の結晶が関節に沈着し、痛みや腫れを引き起こすようになったのが痛風です。よく知られている通り、痛風は数日間激痛が続き、生活に大きな支障をきたすこともあります。
高尿酸血症(痛風)の原因は、ストレスや激しい運動、食べ過ぎ、飲み過ぎなどよって腎臓の尿酸の排泄処理機能が追いつかなくなってしまうことにあります。
お薬で痛みや尿酸値を抑えるのはもちろんですが、生活習慣そのものを見なおして痛い思いをしないで済むようにしましょう。